2018年10月4日木曜日

確率・統計I 第1~2回

初回は統計に関する概要と, なぜ確率が必要なのかという点について.

第2回は, 古典的確率の定義と例.
特に, 根元事象, 全事象(標本空間), 事象等の確率の概念についての解説.

場合の数を数えることはできないが, 直観的には明らかに確率があるような事例ではどのように確率を定義すべきかという問題.
コルモゴロフによる公理的確率の定義.

公理的確率は抽象的なので難しく感じたかもしれないが, 高校までに学ぶ直観的確率の一般化なので, これまで使ってきた確率の性質や直観的な感覚は今後も通用する.
ただし, 今後の確率統計の学習では, 確率を求めたい事象について集合の言葉で整理することが理解のポイントになる.
次回以降, 極力具体例を使って解説する.

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