2018年1月13日土曜日

確率・統計I 第12回

大数の(弱)法則について解説した.
厳密な部分は理解しにくいところかと思うが, これの意味は, 言葉で言えば``標本数を限りなく大きくしたとき, 標本平均が母平均に収束しない確率は0である"というもので, 直観的には明らかな主張である.
(なお, 強法則の方がより直観的に明らかな主張に近いが, 数学的な道具立てがより長くなるので, 本講義では割愛する予定.)

次回は中心極限定理をやるつもり.
本当は, 法則収束や弱収束の概念が関係しているため, 1回生対象科目としては厄介ではあるが, 可能な限り直観的に説明を試みる.

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